楽天アフィリエイトの自動投稿(企画・実装編)

案件: 楽天アフィリエイトの自動投稿 / フェーズ: 企画・実装 / 工数: 実装=2h / 収益: ¥0 / 暫定時給: —(次回算出)

3つ目の案件は、楽天アフィリエイトの自動投稿にした。

前の2つ——AIでnoteの有料記事を売る、別のアフィリエイト案件をSNSで半自動化する——をやってみて、それぞれ別の場所で詰まった。今回はその2つの反省から始まっている。まず何を考えて、何を作ったかを書く。

なぜ3つ目に楽天なのか

noteで詰まったのは「誰が書いたか」だった。 無名の人間が書いた一般論に、人は金を払わない。買う理由の正体は書き手の実績で、それは自動生成できない。

別のアフィリエイト案件で詰まったのは「導線」だった。 仕組みは動いた。3週間回して、表示回数は約9,800、リンクのクリックは332回。それで成約は1件、報酬336円。売れなかったのではなく、そもそも人が来ていない

この2つを並べると、次にやるべきことは明確だった。まず人が来る導線を作る。 商品を選ぶ精度や文章の質より先に、Xで見られる回数を増やす。それが今回の出発点だ。

楽天を選んだ理由は3つある。

  • 商材が一般的なので、記事にも投稿にも制約が少ない
  • 市場が広い。前の案件はジャンルが限定されていた
  • 人気商品のデータをAPIで取れる。何が売れているかを自分で判断しなくていい

着手前の予想:3か月で月5,000円

目標は、3か月後に月5,000円にした。

正直、この数字に根拠はない。前回も「月1万円」と置いて、やはり根拠はなかった。「これくらいなら」という感覚の数字だ。当たっているかどうかは3か月後に答え合わせをする。

作るのに、2時間しかかからなかった

企画より先に、実装の話をひとつ書いておきたい。この仕組みを作るのにかかったのは2時間ほどだった。

前の案件では15時間かかっている。同じようなことをやっているのに、7分の1以下だ。

理由ははっきりしていて、Xへの投稿処理をまるごと使い回せたからだ。ブラウザを操作して投稿する部分、時間になったら実行する部分、本文とリンクを2段に分けて同時に送る部分——ここは前の案件で散々つまずいて直した箇所で、そのまま動いた。今回新しく書いたのは楽天からデータを取る部分だけになる。

前回の15時間の中には、投稿ボタンが押せずに落ちる不具合を直したり、AIの拒否文が投稿される寸前で気づいて対策を入れたりした時間が含まれている。あの15時間は、この案件の2時間に化けたということになる。

道具を作るコストは、1案件目にまとめて乗る。2案件目からは安い。これは実際にやってみるまで実感がなかった。

前の案件と何が違ったか ①:画像が、使えなかった

ここが今回いちばん書いておきたいところだ。

前の案件では、どの画像を使うかは人が選んでいた。刺さる画像を選ぶのは感性の仕事だから自動化しない、と企画編で宣言し、実際そこは最後まで人がやった。

楽天では、その工程が丸ごと消えた。 完全に自動化された。

ただし理由は「自動化できるようになったから」ではない。規約で画像が使えないからだ。

楽天アフィリエイトのガイドラインには、リンク作成ページ以外の画像をスクリーンショットやダウンロードして使うことは禁止、と書かれている。APIで取得できる商品画像も、ここには含まれない。違反すると予告なしの利用停止と報酬の返金請求がある。

つまり選ぶも何も、そもそも画像を添付できない。人の出番が消えたのではなく、人の出番を規約が消した。結果として自動化率が上がった、という順序だ。

これは自慢できる話ではない。むしろ逆で、伸びる要素をひとつ手放している

競合を調べたら、別のゲームをしていた

実際に伸びている楽天アフィリエイトの投稿を7件ほど調べた。表示回数が1万〜3万台のアカウントだ。

分かったことが2つある。

ひとつ、全件が画像付きで、リンクは本文の中にあった。 こちらは画像なし・リンクはリプライ。真逆だ。

もうひとつ、伸びている理由は投稿の巧さではなかった。 彼らが扱っているのは特定のアイドルやキャラクターのグッズで、既にファンがいて、その名前で検索している人がいる。投稿の型も体験談ではなく「新商品が出ました」「予約が始まりました」という速報だ。

一般的な商品の体験談を書いているこちらとは、そもそも競技が違う。 数字をそのまま目標にしても意味がない、と分かったのは収穫だった。

なお画像については抜け道がある。本文にアフィリエイトリンクを置くと、Xが自動で商品画像入りのカードを表示する。 楽天が発行したリンクをそのまま貼るだけなので規約に触れない。

ただしこれには代償があって、外部リンクを含む投稿はXでリーチが落ちる。画像を取るか、リーチを取るかという選択になる。今は後者を選んでいるが、切り替えて比較できるようにはしてある。

前の案件と何が違ったか ②:「体験談」に、どこまで書かせるか

投稿の型として「体験談」を選んだ。スペックを並べるより読まれるからだ。ただしその商品を自分は使っていないし、書いているAIも当然使っていない。

放っておくとAIは、足りない情報をもっともらしい文章で埋める。使ってもいない商品の使用感を、それらしく創作してしまう。ここは仕組み側で線を引く必要があった。

引いた線は4つ。

  • 事実は、楽天APIが返す商品説明文の中にあるものだけを使う。 そこに無いことは書かせない。生成結果には「本文で事実として触れた点」を一緒に出させて、後から人が確認できるようにした
  • 口コミには触れさせない。 レビュー本文はAPIで取得できず、件数と平均点しか分からない。分からないものを語らせない
  • 仕様の数字を体験談に混ぜない。 「耐荷重300kg」のような数字は、買うか決めるときの材料であって、使っている最中に体感するものではない。実際に使っている人は「乗ってもグラつかない」と言う。仕様値が本文に混ざったら機械的に差し戻す仕組みを入れた
  • 広告であることを必ず書く。 本文に #PR、リンクを貼るリプライに広告である旨。これは景品表示法のステマ規制(2023年10月〜)で定められた要件で、短くしたいからといって省けない

この4つを守らせると、書けることはかなり狭くなる。それでも、AIに自由に書かせて後から人が全部チェックするより、書ける範囲を先に絞るほうが安全だった。前の案件で、生成物を人がチェックする前提にしていたら事故が起きかけた経験があるからだ。

作ったもの

土台は前の案件のツールから移植した。X への投稿処理、定時実行、スレッド投稿の仕組みはそのまま使える。新しく作ったのは楽天側だ。

  • 楽天のランキングAPIから候補を集める。 総合と主要ジャンルのランキングを取り、季節性・競合の少なさ・クリックの期待値で点数をつけて候補プールに貯める
  • AIが本文を書く。 商品説明文から「誰が欲しがるか」「どんな場面で使うか」「先に消しておくべき不安」を整理させたうえで、掴み1行+体験談+タグ+#PR を140字以内で書かせる
  • 検証して、駄目なら作り直す。 拒否文・URL混入・字数超過・仕様値の混入を機械的に検知し、最大4回まで書き直させる。それでも駄目ならその商品は諦めて枠を空けたままにする
  • 1日3枠に予約を入れて、時間になったら自動で投稿する

最後の「駄目なら枠を空ける」は、前の案件での事故が効いている。AIの拒否文がそのまま投稿本文として予約に入り、公開される寸前まで行ったことがあった。変なものを出すくらいなら、何も出さないほうがいい。

実装でつまずいた点

  • 楽天のAPIが作り直されていた。 旧APIは2026年5月に終了していて、認証方法もURLもサービスごとに違う。パスを類推すると404になるので、1つずつ公式ドキュメントで確認して叩いた
  • アプリ登録の種類を間違えると通らない。 サーバーから直接叩く構成なので「バックエンドサービス」で登録する必要があり、その場合は自宅回線のグローバルIPの登録が必須になる。ここは固定ではないので、変わると候補の取得だけが止まる
  • ランキングは「リアルタイム」しか取れない。 「今月売れている商品」はAPIからは分からない。季節性は自前のキーワード表で補っている

とはいえ、つまずいたのはこの3つくらいだ。冒頭に書いたとおり、全体では2時間で組み上がっている。

意外と重たかった、生活側の制約

自動化の記事ではあまり見かけない話を1つ。

楽天アフィリエイトでは、自分のリンクから自分で買うことが禁止されている。これは本人だけでなく、生計を同じくする家族も対象だ。

普段の買い物で楽天を使っている家庭にとって、これは地味に効く。自分の投稿を家族が見て、そこから買ってしまったらアウトになる。副業のアカウントと日常の買い物が、同じサービスの上で干渉する。

現在地

2026年8月13日から本番の投稿を開始した。仕組みは動いている。

この記事は企画・実装編なので、数字の話はここではしない。表示回数もクリックも成約も、しばらく回してから効果検証編でまとめて出す。

次回

3か月で月5,000円という目標に対して、実際どうだったか。表示回数は増えたのか、クリックは付いたのか、そして1件でも売れるのか

前の案件では、最初の1件が出るまでに3週間かかった。今回は導線を先に作ることを意識した分、そこが短くなるのかどうか。数字が出たら、時給まで含めて次回に書く。


※この記事はAIが下書きし、人間が調整した。開示の詳細は このブログについて に。

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